【ピアノ】はかどらない譜読みの、はかどらせ方

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♬ 譜読みがなかなか進まない

♬ 進んだと思ったら戻ってしまう

 

このような状況になってしまう根本的な理由を解説します。

 

 

譜読みがはかどらない理由には

読譜力不足というのがあるかもしれませんが、

もっと根本的な理由も考えられます。

 

それは、

「必要以上に日数をかけ過ぎだから」

というもの。

 

普段弾きこんでいる楽曲のかたわら、

コツコツ譜読みをすすめる楽曲も取り入れるのは良いことです。

しかし、

いちばん本腰を入れる作品を譜読みするときは

短い時間で一気に読むほうが得策。

なぜかというと、

新しい楽曲を覚える段階においては

近い時期に弾いたことを忘れないうちに積み重ねることが

身体に入れていく最大の近道だからです。

 

筆者がこの考え方を持ち始めたのは、

海外のとある音楽学校が

Maxという音楽でも使うプログラミング言語を

ものすごく短い時間でチュートリアル学習させる

という話を聞いたから。

 

長い時間をかけてダラダラ学習すると

やったことを忘れてしまい

それぞれの学習内容がリンクしないので

習得までにかかる時間が何倍にもなってしまう。

 

一度、ガガッとやっておけば

あとで忘れたとしても

復習をすることですぐに思い出すことができます。

 

譜読みが終わったら

あとは時間をかけてじっくり学習していけばOK。

しかし、

最初に取り組むときは

一気にガツンと勢いよく。

これが、譜読みをはかどらせるコツです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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