例えば、
以下の2つの例を見比べ弾き比べてみてください。
譜例(PD作品、Finaleで作成、145小節目)
プロコフィエフ「ピアノ・ソナタ 第3番 古い手帳から イ短調 作品28」
譜例(PD作品、Finaleで作成、152小節目)
楽譜の御面相には少し差がありますが、
出てくるサウンドはかなり似ています。
少なくとも、作曲上の発想はほぼ同じです。
「見得を切るような」と言ったらいいでしょうか。
それか、
任侠映画だったら
グサッといくところでしょうか。
いずれにしても
中盤以降の
ラストへ向かっていく前に配置されており
一種の段落付けになっています。
こういったような
作曲家が別の作品でも繰り返し使う特徴というのは
探すと意外に多くあるもの。
見つけるたびに
少しずつ集めていきましょう。
楽曲そのものの理解を深めることはもちろん、
新曲の譜読みのときに取れる情報を
少しでも増やせるようになるために。
【補足】
ちなみに、上記の2つのソナタには
他にも共通する特徴がいくつもあります。
「単一楽章制ソナタである」というのはもちろん、
音楽的技法上の特徴も。
もうひとつ例を挙げておきます。
やはり、
作曲の発想はほぼ同じものと考えていいでしょう。
ちなみに、上記の2つのソナタには
他にも共通する特徴がいくつもあります。
「単一楽章制ソナタである」というのはもちろん、
音楽的技法上の特徴も。
もうひとつ例を挙げておきます。
やはり、
作曲の発想はほぼ同じものと考えていいでしょう。
プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品1」
譜例(PD作品、Finaleで作成、145小節)
プロコフィエフ「ピアノ・ソナタ 第3番 古い手帳から イ短調 作品28」
譜例(PD作品、Finaleで作成、152小節)
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