具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第9番 ホ長調 作品14-1 第2楽章」
譜例(PD作品、Finaleで作成、97-98小節)
「たった一音を動かすだけでdurの明るい世界からmollの世界に変わってしまう」
という和声の繊細な色彩変化を感じ取りながら演奏しましょう。
まずは、譜読みでこういったことを読み取れるかどうかが重要。
和声記号は知らなくても構いません。
色彩の変化を意識しなくても
音を弾くことはできてしまいますが、
それでは
「それぞれの音の表情を考えずに音を並べているだけ」
になってしまいます。
色彩の変化がわかりやすい形で出てきます。
たくさんある中の一例を譜例にしておきます。
(メロディのみを取り出しています。)
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