例えば、次のような例。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、23-24小節)
譜例の最初の左手にでてくる
平らな完全5度和音を見てください。
「平らな」というのは
黒鍵のみ、白鍵のみ
という和音のことを言っていて、
譜例では「黒鍵のみ」ですね。
このような完全5度を
ガツンとぶっとい音で鳴らすコツは
1と5の指で弾くこと。
5の指って
一般的には「弱い指」として扱われますが、
1の指とセットで使うときには訳が違います。
側面についている
これら2本の指が
手をしっかり支えるので
1と4の指、もしくは、2と5の指などで弾く場合よりも
平らな完全5度の上では安定し
非常に力強い打鍵が実現できます。
1と5の指で弾く場合は
5の指で黒鍵、1の指で白鍵を押さえる斜めの押さえ方は安定しにくいので
そういったときは
2と5の指で弾くなど
別案を取り入れる必要もあるでしょう。
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