【ピアノ】「ペダルなしの片手練習」で誤魔化しを見つけ出そう

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「両手で弾いていることで誤魔化されていたところ」
「ペダルを使用することで誤魔化されていたところ」
これらを見つけ出して、
仕上げのクオリティを向上させましょう。

 

「全体としては何となく弾けているように聴こえる、しかし、細部が雑」

このような演奏は非常にもったいないですよね。

あと少し丁寧な練習をすれば

グッと演奏クオリティが上がります。

では、どのようにすればいいのでしょうか。

「演奏者本人が不出来の箇所に気づいていない場合」

に特に使える練習は、

「ペダルなしの片手練習」です。

 

ダンパーペダルを使用せずに、なおかつ、片手ずつ弾いて録音します。

その録音をチェックしてみると

上手く弾けていないところがあらわになるのです。

 

◉ 両手で弾いていることで誤魔化されていたところ
◉ ペダルを使用することで誤魔化されていたところ

これらの2つは、細部が雑になる代表的な原因。

仕上げ段階では、必ずチェックしてください。

 

特に、

ショパン「エチュード op.25-12(大洋)」

などの

「両手がどちらも動き回っていて、ペダルも多用する楽曲」では

このチェックをする効果は高いでしょう。

 

片手で演奏するときと両手で演奏するときでは

使う頭のハタラキが異なります。

したがって、

片手練習だけですべてが解決するわけではありません。

しかし、

片手ですらできていない状態のものを両手で扱っても

誤魔化されてしまうだけです。

「両手で弾くと、なぜか弾けるようになる」

という話を耳にすることもありますが

それは、弾けるようになったと勘違いしているだけです。

 

「ペダルなしの片手練習」を上手く取り入れることで

こういった誤魔化しを減らしていきましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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