【ピアノ】本番での演奏がうまくいかない理由

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本記事では、
「本番での演奏がうまくいかない理由」を
3点にまとめて考察しています。

 

数多く本番を経験していると

演奏が思うようにいかない機会も出てくると思います。

本番で少しでもうまくいくように

このブログでも

数多くのヒントなどを投げかけています。

 

それらをまとめてみると

大きく3点にまとまります。

演奏がうまくいかない時は、

◉ イメージ
◉ 手や身体の使い方
◉ 意識

これらのどれかに原因があることがほとんどです。

 

「イメージ」が欠けていると

出したい音色が明確になりません。

したがって、

楽曲にそぐわない音色で演奏していても

自分自身でおかしいことに気づけないのです。

これは、

本番だけではなく練習の段階から必要なこと。

 

「手や身体の使い方」に原因があるというのは、

例えば、

◉ 本番で運指を間違えてしまい、その直後が乱れてしまった
◉ 身体のタイミングが合わず、フォルテの時に力強い打鍵ができなかった
◉ 基礎がまだで、練習の段階から不安定のまま本番を迎えた

などといった例です。

これらは、

「本番を想定した練習を普段からしておく」

これが、当たり前のようでいて忘れがちなポイント。

そして、

基礎の安定性を得るためには

地道な積み重ね以外の近道はありません。

 

「意識」に関しては、

「こういうパッセージではこうなってしまいやすい」
「自分はこういうところで転ぶクセがある」

などと

「”既に知っていること” を普段きちんと意識して練習できているかどうか」

これがポイント。

本番では細かなことを考えずに演奏できることが望ましいですが、

あらゆることを無心で出来るようになるのは

完全に身体へ入ってからです。

 

「イメージ」「手や身体の使い方」「意識」

この3つに原因をつくらない限り、

演奏で成功する確率はグンと上がるでしょう。

また、本記事を通して、

「練習と本番はひと続きである」

ということを再認識していただけたらと思います。

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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