記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
ダイナミクス記号というのは
通常でしたら
「決まりのいいところ」
に書かれています。
「セクションのはじめ」
「ダイナミクスの松葉の行き先」
など。
一方、
拍の途中から唐突に書かれているケースもあります。
例えば次のような例です。
ドビュッシー「子供の領分 1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
譜例(PD作品、Finaleで作成、60-62小節)
61小節目では
2拍目に f と書かれていますよね。
もちろん、subito f という意味ですが、
もう一つ重要な意味を含んでいます。
このような読み取り方もできます。
今回の譜例では「スラー」が書かれているので
フレージングを読み取るのは難しくありません。
しかし、
楽曲によっては
レガートにしてほしくないところでは
スラーが書かれていません。
そういった時に、
「ダイナミクス記号を頼りにフレージングを読み取る」
というテクニックが有効にはたらくのです。
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