【ピアノ】転調した事実を知るだけでは意味がない

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本記事では、
「楽曲分析(アナリーゼ)」において大事なことを
「転調」関連で解説しています。
ショートアドヴァイスです。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

よく次のようなことを訊かれます。

「ここは何調に転調していますか?」

気になるのは当然のことですし、

知っておいて損はありません。

ただ、多くの方がここで終わってしまうのです。

 

一般的に言われている「楽曲分析」というのはなぜか、

和声記号をつけたり転調を知ったりすることばかりに比重が置かれていて

時々モヤモヤします。

それを知ってからが大事なのです。

 

「○○mollに転調した」

などと事実を知るだけでは意味がありません。

その転調によって

「音色がどう変わったのか」
「レジスター(音域)がどう変わったのか」
「音の濃淡がどう変わったのか」

などといったことを調べましょう。

そうすることで初めて演奏に活かせます。

初級者〜初中級者の方は

まずは「音域」のことだけでOKです。

 

いいですか、

「和声記号」や「転調の結果」というのは

記号でシンボル化されているので

それを楽譜に書き込むことで分析した気にはなります。

しかし、

それをどうやって演奏に活かしていくのか

もう一度考え直す必要があります。

そして、

「楽曲分析には他にも大事な要素はたくさんある」

ということを今一度再認識してください。

 

楽曲分析(アナリーゼ)方法カテゴリー

は学習の参考になると思います。

分析で何かつまづいたら

いつでもこのカテゴリーに戻ってきてください。

 


 

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