次の譜例は「左手の伴奏部分」だと思ってください。
左の小節では8分音符が連続しますが、
矢印で示したように「左小節の4拍目裏の8分音符」は
次の小節のグループに属している音符です。
音域を見れば理解できますよね。
演奏する時にもそれを念頭において
次の小節へ繋がっていく意識を持っていなければいけません。
「同じ小節内にある8分音符だからと言って、必ずしも同じグループの音ではない」
ということに注意しましょう。
実はこの譜例は
モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.570 第2楽章」
(パプリックドメインになっている楽曲です。)
の7-8小節目をC-durに移調したものです。
実際の楽曲でもよく出てくる頻出項目ですので
すぐに見抜けるようにしておきましょう。
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