記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
公開レッスンや演奏会などで
初心者の方の演奏を聴かせて頂いていると
よく感じることがあります。
それは、
ということです。
mf、f、ff などを
どれもmpくらいで弾いている方が非常に多いのです。
ピアノを初めて日が浅いうちは
まだ手がしっかりしていないのは仕方がありませんが、
それと、明らかに自信なさそうに
恐る恐る弾いているのとでは
事情が異なります。
解決法は一つ。
大げさに表現することから始める」
ということです。
ご自身が取り組んでいる楽曲の中でできることですので、
学習レベルは関係なく取り入れることができます。
これは、中級者以上の方にもオススメする方法です。
大げさに表現したものを
「やりすぎかな」などと
あとからバランスとることは容易ですが、
その逆は難しいのです。
どんなことでも習得の秘訣は
であると言われています。
以前に、
舞台の「稽古ピアノ」の仕事をしたときに
演出家さんが言っていたエピソードがあります。
演技が好きというわけではなく
華やかな世界だけに憧れを持って演劇界に入ってきた
10〜20代の若い方は(全員ではありませんが)
まったく声や感情が出ないのだそうです。
どこかで「自信の無さ」や「恥ずかしさ」があって、
本人が思いっきりやっているつもりでも
それが演出家さんの求める表現の30%にも
達していないケースも
よくあるとのことでした。
そういったときには、
一回叫ぶくらい大げさにやってもらって
カラを破ってもらい、
その後に荒削りな部分を修正するのだそうです。
少し飛躍してしまいましたが、
この話を聴いたときに
ピアノでも共通する部分があると思いました。
「もっと自信を持って!」
違う音を弾いてしまってもいいのです。
まだ荒削りでもいいのです。
そのほうが
自信なく練習するよりも
あっという間に上達していきます。
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