【ピアノ】ロングトリルでは数え過ぎない

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本記事では、
長く続くロングトリルにおける演奏注意点を
簡潔に解説しています。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.281 第3楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、114-118小節)

このような長く続くロングトリルにおいては、

視覚的にも聴覚的にも

数えている様子を表へ出さないように注意すると

上手に聴こえます。

 

視覚的なことで言えば、

頭を振って拍を数えないこと。

聴覚的なことで言えば、

各拍にアクセントをつけてしまわないこと。

 

ロングトリルの演奏では

気をつけないと

こういったことをやってしまいがち。

拍をとるのは

頭振りでもアクセントでもなく、

他のパートおよび、体内のカウントにすべきです。

 

まずは、トリル以外のパートを

体内のカウントで

走ったりモタモタせず弾けるようにしておく。

これが出来たら、

ロングトリルをさりげなく追加してみてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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