パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
ショパン「ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op. 64-2」ワンポイントレッスン!
譜例(Finaleで作成、30小節目)を見てください。
原曲では、ここにダンパーペダルの指示はありません。
右手が細かく動いていますが、
速いテンポで演奏するのであれば濁りもそれほど気になりませんので
ダンパーペダルを使っても良いでしょう。
その場合の踏み方は、①か②のどちらかです。
これは和声知識による判断です。
いわゆる芸大和声と言われる書籍で使われている記号には著作権が残っていますので、
今回はコードネームで表記しました。
1拍目から2拍目にかけてハーモニーが変わっているのは事実なのですが、
よく注意してみると、
「Fa-La-Do」という3つの音は共通している、
ということに気付くと思います。
つまり、①のように
2拍分ペダルを踏んだままにしても良いでしょう。
ただ、ベース音が変わるとサウンドは確実に変化するので、
2拍目にベース音がDis音に変わったということをしっかりと聴かせたい場合は、
②のように1拍ずつ踏み変える手もあります。
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ショパン「ワルツ第7番」を更に学びたい方へ
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