【ピアノ】コラール風の音型でフレーズを長くするコツ

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音楽が縦割りにならないようにするコツは
主に、フレーズの把握と手首の使い方にあります。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ショパン「ポロネーズ 第7番 幻想 Op.61 変イ長調」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、148-150小節)

譜例のようなコラール風の音型では

音楽が縦割りになって

ひとつひとつ刻んでしまいがち。

 

こういったところで

フレーズがブチブチになってしまわないためには

ちょっとしたコツがあります。

4分音符で、一回一回手首を上げないでください。

原則、フレーズが切れるところまでは

手首をむやみに上下させて抜いてしまわないようにします。

そのためには

あらかじめフレーズを

きちんと把握しておかないといけません。

 

(再掲)

149小節2拍目から

フレーズが改まっていますので、

ここまではひとつとして捉えましょう。

 

両手ともに同音連打を含みますので

やや弾きにくく感じるかと思いますが、

ペダルを使用したうえ

手はテヌートで演奏する。

響いている音をよく聴きながらつなげていく。

そして、手首の使い方にも気をつける。

 

これらに意識を向ければ

切れずにフレーズをつくることができます。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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