記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
という記事でも書きましたが、
暗譜をしている楽曲であっても
時々楽譜を見直してみると
◉ ここでスラーが切れているのは忘れていた
などと、
「わかったつもりになっていて忘れてしまっている細かなニュアンス」
について
たくさんの発見があるはずです。
暗譜した結果、楽譜から完全に離れてしまうと
これらのような発見はありません。
「暗譜が済んでからの楽譜の見返し」
是非おこなっていただきたいのですが、
このときに要点を見落とさない方法を把握しておきましょう。
その方法とは、
「どんな点に注意して見返すか、という目的意識を持った上で復習すること」です。
目的意識を持っていないと
アタマは働いてくれません。
「こんな情報を拾いたい」という要求がない限り
その情報が目の前にあっても見えてこないのです。
ざっくりとしたものでも構いませんから、
「ダイナミクスを正しく把握しているかチェックしよう」
などと、自分の中で目的を持ってください。
そうすることで
近しい内容も含めてガンガン目に入ってきます。
昔の私もそうだったのですが、
こういった復習のときって
音源を聴きながらなんとなく楽譜を眺めているだけ
になってしまいがちだと感じています。
楽譜出版に際しておこなわれる「校正」という作業では
簡潔にいうと
「原稿の中にある誤字や脱字を見つけること」
を目的とします。
初校、再校、三校…
などとチェックを重ねていきます。
なぜかというと
意識して誤字や脱字を探していても見落としが出るからです。
意識をしていてもです。
それなのに、
目的意識を持たないで楽譜をながめていては
見落としばかりになるに決まっています。
だからこそ、
校正ではなくても
上記のような
「練習の一環として楽譜を見返す過程」
において
目的意識を持っておこなうべきなのです。
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