【ピアノ】本番で暗譜をするかどうか

本記事では、
時々話題に上がる「本番での暗譜」について
私の考えるメリットやデメリットをお話ししています。

 

演奏者が暗譜をしていることによる

聴衆側の立場からの「メリット」とすると、

「楽譜とにらめっこされているよりも、自分たち(聴衆)と向き合ってくれていると感じる」

この点は大きい。

例えば、

スピーチをしている方を見ていても

原稿を持って話しているよりも

何も見ずに話しているスピーカーの方が

「この機会に力を入れてくれているんだな」

などと好意的に感じます。

 

演奏者が暗譜をしていることによる

聴衆側の立場からの「デメリット」

ほとんど無いといって良いでしょう。

 

逆に、

暗譜をしていることによる

演奏者自身にとっての「メリット」とすると、

「演奏に集中できる」

という点が挙げられます。

 

楽譜を見て演奏する場合、

「自分の音を聴く(聴覚的な要素)」
「楽譜を見る(視覚的な要素)」
「鍵盤を見る(視覚的な要素)」

といったように

いくつもの感覚を使っていることになります。

この中から

「楽譜を見る」

という視覚的な要素の一つを取り除いた方が

自分の音をよく聴いて演奏できます。

 

「暗譜がとぶのが怖くてむしろ集中できない」

という声も聴こえてきそうですが、

それは言ってしまえば練習不足かもしれません。

 

暗譜をしていることによる

演奏者自身にとっての「デメリット」とすると、

「楽譜に書かれている細かなことを忘れている可能性がある」

という部分が挙がります。

 

暗譜をしているので

「音高」
「リズム」
「大まかなダイナミクス」

などは覚えているでしょう。

一方、

人間は「忘れる生き物」ですので

譜読みをしたときには意識していた

「細かなアーティキュレーション」
「さりげなく書かれている音楽用語」

などを忘れている可能性があります。

本番で暗譜をするということは

「練習の段階」から暗譜で弾き込みますので

こういった部分が

おろそかになってしまう可能性があります。

「暗譜ができていたとしても、時々楽譜を読み直す」

というおこないを練習に組み入れながら

本番に向かっていくべきです。

 

十年程前になりますが、

「月刊ピアノ」の特集で

「暗譜についてさまざまなピアニストが語る」

という企画がありました。

その中で

とある男性ピアニストが

「暗譜をすると、得られるものと同じくらい失うものがある」

と語っていました。

私自身は暗譜に「賛成派」ではあるのですが、

この言葉には納得してしまいました。

 

さて、

色々と書いてしまいましたが

「本番で暗譜をすることにしたけれど、何か良い方法はないか」

と悩んでいる方も多いと思います。

そういった方には

以下の電子書籍を参考にしていただければと思います。

 

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「暗譜にあたって出てくる悩みの解決方法」

「効果的な暗譜方法」

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