どんなことでも、
始めたばかりのときは新しいことを覚えてどんどん上達していきますが、
ある程度力がついてくると
伸び方がゆるやかになってきます。
今取り組んでいる曲はおおむね弾けるようになって
特に不満足な点は無いのだけど、
力が積み重なっている気もしない、
という状態。
こういった、
ある程度のレベルに達した方が
更に伸びていくために必要なことは、
「こだわり」
だと確信しています。
おおむね弾けるようになってから、
「替え指をしたらもっとレガートになるんじゃないか」
「8分音符分の短い濁りだけど、ペダリングを改善できるかも」
「8分音符分の短い濁りだけど、ペダリングを改善できるかも」
等、更に良くなることを細かく考えてこだわる。
別の言い方をすれば、
「弾くことにやっとの状態ではとても意識していられないようなことに目を向け始める」
ということです。
わかりやすい例が「ワルシャワのショパンコンクール」です。
少し前に、ショパンコンクールの予選配信が
おこなわれていましたね。
どのコンテスタントも
非常に上手に演奏される。
その曲を「通して弾ける」という部分は
とっくにクリアしている方達です。
一方、
その中で演奏に差が出てきます。
その差とは、
「音と音との繋がりの聴かせ方」
「音色(おんしょく)」
「間(ま)の自然さ」
「音色(おんしょく)」
「間(ま)の自然さ」
他多数、
一番の基礎的なことが済んだ後の内容です。
決して、
「最後まで通して弾けているか」
「暗譜ができているか」
「暗譜ができているか」
などでは
審査されていないはずです。
それは前提となっているからです。
繰り返しますが、
ある程度のレベルに達した方が
更に伸びていくためには、
「こだわり」
が必要です。
その先をサポートしてくれる方や教材などは
たくさんありますから。
Amazon著者ページ
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