【ピアノ】「追っかけ」を音楽的に演奏するコツ

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本記事では、
頻出要素である「追っかけ」について話題とし、
音楽的に演奏するコツをお伝えしています。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

モーツァルト「ピアノソナタ K.545 第3楽章」  譜例(PD作品、Finaleで作成、曲頭)

右手で演奏している音型を

左手でも模倣して「追っかけ」ていますよね。

 

多少例外はありますが、こういった場合の基本事項があります。

①「主役(先行句)」よりも「追っかけ(追行句)」が目立ってしまわないようにする
② 先行句のニュアンスに追行句のニュアンスを合わせる

 

①については、

言ってみれば役割分担の考え方です。

どちらが主役なのかを考えて、もう一方は主役よりも主張しないようにする。

人間社会やお芝居でも一緒ですね。

 

②については、

つまり「先行句の切り方の長さに追行句も合わせて演奏する」ということ。

そうすると、

追行句が「エコー」のように感じられ

立体的な演奏になります。

 

「楽曲分析(アナリーゼ)」をしたり

「譜読み」をする段階において、

「追っかけ」というのは

ただ単に「追っかけているなあ」と読み取るだけでは不十分です。

今回のような内容、

つまり「どう演奏すべきか」ということまで

前後関係から判断して読み取る。

こういったことも全て含まれます。

 


 

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