具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、84-85小節)
矢印で示したところでは全パートが休符になるので
その直後のタイミングがつかみにくく
32分音符で転んでしまいがち。
こういったところでは
「メトロノームに休符の拍出しをしてもらう練習方法」
が有効に使えます。
この楽曲は2/4拍子ですが、
譜例のところを練習するときには
ひとつの小節で8分音符が4つ鳴るように
メトロノームをかけてみましょう。
そうすると、
矢印で示したところでもそれが鳴るので
タイミングをつかむ良い練習になります。
実際にメトロノームを使用しないで弾くときには
代わりに「体内のザッツ」を出さなければ弾けませんが、
その正しいタイミングの感覚をつかんでください。
こういった練習方法は、他にも
「裏打ちのリズム」が伴奏にとられていたりと、
明らかにリズムが重視されているところでは
取り入れてみるといいでしょう。
ポイントは、
「クセがつく前、つまり、譜読みの早い段階の練習からおこなっておく」
ということです。
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