3度音程の連続パッセージでは、
注意しないと
音がバラバラになってしまいます。
一方、注意していても難しいのが悩みのタネ。
効果的な練習方法があります。
以下の譜例を見てください。
上段は、
ショパン「ポロネーズ 第7番 幻想 Op.61 変イ長調」
の前半部分に出てくる
3度音程の連続パッセージから
始まりの音を抜き出しています。
下段は練習方法の例です。
この練習は
「隣音同士の繋がりの改善」に好影響があります。
はじめにこの練習をするときは
頭が混乱するはずです。
そこがポイントで、
混乱せずに弾けるように慣れることと
その状態で相当の速さで弾けるようにしておくことで
通常演奏に戻したときの難易度がグンと下がります。
練習のポイントは以下の2つ。
◉ 必ず「実際の楽曲で用いる指遣い」で弾く
◉ これらをさらにリズム変奏させる
◉ これらをさらにリズム変奏させる
もっと言えば、
鍵盤を押し付けるのではなく
「指の元の関節を柔らかくして弾く」
これもチェックポイントと言えるでしょう。
様々な練習方法は、
無理に行うことが目的ではなく、
無駄な力を入れずにおこなってこそ
効果があるのです。
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