【ピアノ】「ヘミオラ」の音楽的な演奏方法

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本記事では、
「ヘミオラ」について話題とし
その音楽的な演奏方法の注意点をご紹介しています。
ヘミオラは「初中級〜上級」の教材まで幅広く出てくるので
一度、重要事項を整理して学んでおく必要があります。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

ヘミオラとは、

「3拍子系の曲で、2つの小節を3分割するリズムのとり方」

ごく簡潔に言うと、このようになります。

「2つの奇数拍子の小節を1つにする」という広義での解釈もあります。)

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

J.S.バッハ「インヴェンション第4番 BWV775」

譜例(PD作品、Finaleで作成、36-38小節目)

この楽曲は3/8拍子です。

36-37小節目のカギマークに注目してください。

「2つの小節を3分割するリズムのとり方」

になっていますよね。

結局のところ「3分割」ですので、

「今までの3拍子の各拍の長さが倍になった」

と考えることもできます。

これを「3/8 × 2」で演奏しようとすると

しっくりこないことがわかるはずです。

左手は単純に8分音符の連続ですので

ヘミオラかどうかを見抜くカギは(譜例のところの場合は)右手にあります。

 

このようなヘミオラを演奏するポイントは、

「各分割のはじめの音を ”少しだけ” 強調する」

ということ。

そうすることで

「ヘミオラになっていますよ」

ということを演奏で説明的に表現します。

これをしないと

ただ、ダラダラ流れていくだけになってしまいます。

左手は8分音符の連続ですので、

右手の強調に合わせてもいいですし、

やりすぎだと思えば

右手の強調とは関係なく自然に演奏してもOKです。

この辺りは解釈次第となります。

 

(再掲)

そして、もう一つ重要なポイントがあります。

2つの小節が3分割されているわけではありますが、

テンポを上げて仕上げる際には

「2つの小節全体を大きく1つでとる意識を持つ」

これが重要です。

 

先ほど、

「各分割のはじめの音を少しだけ強調するべき」

と説明しましたが、

これをおこないながらも

全体を大きくとる意識は忘れないようにしてください。

そうすることで、

リズムの特徴を示しつつ、全体の音楽は前に進んでいきます。

 

ヘミオラは「カデンツ」のところに出てくることが多く、

一つ前の番号の

J.S.バッハ「インヴェンション第3番 BWV774」

においては、3回も出てきます。

さらに、

ドビュッシー「前奏曲集 第2集 より 妖精はよい踊り子」

などといった近現代の作品にいたるまで

あらゆる時代の作品で出てきますので

必ず譜読みの際にチェックするようにしましょう。

 


 

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