【ピアノ】バッハ=ブラームス「シャコンヌ」難易度 他解説

本記事では、
左手のみで演奏するように編曲されたバッハのシャコンヌ、
バッハ=ブラームス「シャコンヌ」
に興味をお持ちの方へ向けて、
「難易度」「オススメ使用楽譜」「その他の楽曲情報」などを解説しています。

ごく簡潔な楽曲解説

バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」

の終曲として置かれている「シャコンヌ」は

さまざまな編曲が発表されています。

その中で有名なものの一つが、

バッハ=ブラームス「シャコンヌ」です。

 

「右手を痛めたクララ・シューマンのために編曲した」

とされる説が強く(他にも諸説あります。)、

「右手を負傷された方のレパートリー」

はもちろん、

「左手の練習をしたい方が取り組むエチュード」
「両手で演奏するピアニストのレパートリー」

などとしても

注目を浴びています。

 

編曲の特徴

バッハ=ブラームス「シャコンヌ」は

「ピアノで演奏することを考慮した変更点」などはありますが

基本的には

「原曲のヴァイオリン曲をベースにした音符配置」

となっています。

「編曲者による独創的な変更は少ない」

ということです。

 

両手で演奏するためのピアノ編曲である

バッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」

などと比較すると

非常に均整がとれています。

というのも、

バッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」では

どの版であるかに関わらず、

「(元からの)休符の抜け落ち」
「アーティキュレーションの不統一」

などが目立つからです。

つまり、

編集者ではなく作曲者自身の不注意です。

 

また、

実際に演奏してみるとわかるのですが、

バッハ=ブラームス「シャコンヌ」では

左手という手の形(親指の位置)を考慮して

和音の配置が組まれていたりなど、

「演奏面での工夫が多くされている」

という点もポイントです。

 

演奏難易度

難易度としては

「ツェルニー40番の中盤あたり」

から挑戦できるレベルです。

左手のみで演奏する楽曲に

一度も取り組んだことがない方にとっては

難易度はより高く感じるはずです。

 

一方、

この楽曲に限らず、

シャコンヌという舞曲は

「一種の変奏曲」ですので、

抜粋演奏することが容易です。

もしどうしても弾けない変奏部分がある場合は

部分省略して挑戦してみる手はアリでしょう。

 

オススメ使用楽譜

オススメは「ヘンレ版」です。

妙な編集などはされていないため

原曲を丁寧に学んでいきたい方に向いています。

 

一方、

ヘンレ版のバッハ=ブラームス「シャコンヌ」は

「運指」については最小限しか書かれていません。

(「ブラームス自身による運指」は

斜体として区別されています。)

そこで、

舘野泉さんが編集された

以下の楽譜を使用するのも一案です。

この楽譜では丁寧な編集が魅力的なだけでなく

スペースに余裕を持ってレイアウト配置されているので、

ページ数はかさんでいる一方で

非常に読譜しやすいのが特徴です。

 

 

「左手のみで演奏するピアノ曲」については

以前に記事を書いていますので、

あわせてご覧ください。

【ピアノ】左手だけで弾くピアノ曲に挑戦してみよう!

 


 

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