【ピアノ】実は簡単!手の形を準備できる音型

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本記事では、
「手の形を準備できる音型を見抜き、分散和音の演奏難易度を下げる方法」
について解説しています。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

シューマン : 謝肉祭 Op.9 より「コケット」

譜例(PD作品、Finaleで作成、曲頭)

 

譜例の上段は、楽曲の右手部分です。

音符や休符が散らばっていて

何だか難しそうに感じますよね。

しかし、

観察してみると

「譜例下段の和音を分散させただけ」

ということに気付きます。

 

したがって、

「手の形(ポジション)を用意して指を下ろす」

たったこれだけで

用意せずに音を拾っていく場合よりも

演奏難易度がグンと下がるのです。

用意をおこたると

手の動きが大きくなり失敗する可能性が高まります。

 

(再掲)

 

それに、

少なくとも今回の譜例の場合は

上記のような方法をとることで

書かれているスラーも自然と表現できてしまいます。

この奏法でしたら

ブツブツ切れようがないからです。

 

「手の形を準備できる音型」というのは

ほんとうに多くの楽曲の中に含まれており、

「譜読みの段階でこれを見つけ出すことが大きなポイント」

と言えるでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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