【ピアノ】今からでも和声を勉強するべきか

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大人のピアノ学習者が和声を勉強するべき場合
とはどのようなケースかを解説します。

 

大人の学習者からたびたび質問される内容として、

「今からでも和声を勉強するべきか」

というものがあります。

(「和声―理論と実習」などの書籍をはじめとした、古典和声の学習のこと。)

 

結論的には、

将来、作曲やピアノアレンジなどをやってみたいかどうかによります。

そのつもりがないのであれば

少なくとも体系的に積み上げ式でやる必要はないと考えています。

もちろん、

「ピアノ演奏のみをやるつもりだけど、これから専門に進みたい」

という方は

やる必要があるでしょう。

 

大前提として、

和声のテキストを読むだけでは力はつきません。

課題を実施して

それを耳の良い力のある指導者に赤入れしてもらい、しっかりと復習する。

この繰り返しで

ようやく耳が開いてきます。

独学で読破するだけでは

用語の知識を覚えたりするくらいしかできないのです。

 

ピアノを弾くだけでも忙しい中、

さらに時間とお金を使ってレッスンに通い、

課題を解き、復習もして…

というのは、

明確な目標がない限りは

なかなかトゥーマッチです。

 

長くなるので本記事では詳述しませんが、

和声をやることによるメリットはたくさんあります。

一方、

楽曲分析の参考書などで

自身が取り組んでいる楽曲の簡潔な和声構造は

書かれていることもありますし、

必要に応じてそちらからアプローチするほうがベターでしょう。

 

まとめます。

◉ 将来的に作曲やピアノアレンジなどを手掛けたいのならやるべき
◉ ピアノ演奏のみでも、専門に進みたいのならやるべき
◉ この2点に該当しない場合は、必ずしも体系的な学習はしなくてよい

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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