記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
というご相談をいただくことがあります。
細かいことを言えばコツはたくさんあります。
それこそ、
徹底的にチュートリアルを
積み上げていくようなやり方でしたら
かなり本格的な勉強が必要になります。
一方、
もう少しハードルを下げて上達できる方法を
知りたいですよね。
「ポピュラーピアノソロ編曲が上手くなるたった一つのコツ」
を教えます。
それは、
ということ。
バッキングとは、
簡単に言うと「伴奏部分」のことです。
例えば、
編成にピアノが入ったバンドにおける
ピアノパートの役割は、
ほとんど「同じような音域」で「同じような動き」をしています。
(少し極端な言い方ですが、傾向としてはの話です。)
それぞれの楽器の役割分担が決まっているからですね。
これと同じようなことを
ピアノソロでも ”ほとんどずっと” やってしまっている編曲は多い。
つまり、
になってしまっているということ。
例えば、譜例のような音型例。
正直言ってしまえば、
世の中に出ている「速弾き」と言われる
ピアノ演奏の多くは
上記のようなアレンジになってしまっています。
少し聴いたところはカッコよく聴こえたりしますが
一曲の中で「ずっと鳴りっぱなし」なので
まったくメリハリがありませんし、
ましてや、続けて2曲目を聴く気にはなりません。
もちろん、パフォーマンスとしてはアリです。
しかしこのやり方では
楽曲の力として
聴衆に訴えかけるソロにはならないのです。
いいですか、
「ソロ」なのですよ。
念のために補足しますが、
譜例のような伴奏型を使ってはいけない、
と言っているわけではありません。
一曲の中で
”ほとんどずっと”
こればかりで通そうとはしないほうがいい、
とお伝えしたいのです。
細かいテクニックは
多くのポピュラー楽曲を分析するなりして
吸収するしかありません。
そんな中、
今回お伝えしたたった一つのことだけは
覚えておいてください。
もう一度ご覧に入れます。
これを意識しているかどうかだけでも
全体をまとめあげるバランス力が段違いになりますから。
ゆくゆく細かいテクニックがついてきたときに
それをもっと実感することでしょう。
関連記事として、
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