【ピアノ】見落とされがちな楽曲分析の視点

スポンサーリンク
楽曲分析(アナリーゼ)では、
分析のテクニックを使うだけでなく
自分の感情と結びつけて
楽譜を読み解くことが必要です。

 

これまでに

◉ a tempoの直前に線入れをする
◉ 偽終止の直前に線入れをする

などといった、

手軽な楽曲分析の方法を記事にしてきましたが、

これは、

言ってみればテクニックのひとつに過ぎません。

 

見落とされがちな楽曲分析の視点についても

触れておきましょう。

 

譜読みの領域とも共通するのですが、

「楽曲に対する自分のイメージを作っている要素は何だろう」

という視点で楽譜を読んでみることです。

これは、立派な楽曲分析のひとつ。

 

例えば、

楽曲の中に「暗さ」を感じるところがでてきたときに

なぜそう感じるのかを考えてみる。

「音型が下降しているからかな」
「低音域に音が密集しているからかな」
「リズムが重い足取りのようになっているからかな」
「和声の影響かな」

などといったように、

楽譜を読みながら

自分にその感情を感じさせるきっかけになっている要素を

見つけてください。

 

こういったことを習慣にしておくと、

楽曲のことを

感情的な要素とリンクさせて理解できるだけでなく

ピアノアレンジをするときの引き出しにもなります。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

Twitter
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
楽曲分析(アナリーゼ)方法
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました