記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
「歌う」というと、
ロマン派などの作品で聴かれる
「ゆったりとした息の長いメロディ」
を思い浮かべますよね。
一方、
モーツァルトなどのコロコロと動き回る16分音符に関して
ニュアンスを考慮して歌っていくことを
「歌うAllegro」
などと言うこともあります。
「歌うAllegro」はどのように表現すればいいのでしょうか。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
譜例(PD作品、Finaleで作成、25-28小節)
黄色マーカーで示した箇所に注目してください。
16分音符を歌うコツは
このような「歌うポイント」を見極めることにあります。
例えば、
◉ 跳躍するところ
などに注目して、そこに「歌うポイント」を探します。
もちろん、
「16分音符全体で歌っていく」
という意識は必要ですが
その中でも上記のような「歌うポイント」では
指圧を深くするなりして表現します。
こういったちょっとした配慮で
コロコロと動き回る16分音符に対しても歌をつくり、
微妙なニュアンスで音楽的説得力を与えましょう。
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