方法はシンプル。
とにかく、選曲を工夫してください。
よく「発表会映えする作品」という言葉を耳にするかと思いますが、
そういった作品は確かにあります。
初級〜中級程度の発表会映えする作品の記事リンクは
本記事の最後で紹介していますので、
あわせて参考にしてください。
なぜ「大人の学習者が」なのかというと
仮に習いにいっていても
交渉すれば
自分で選曲する自由を得ることができるからです。
「発表会映えして、なおかつ、弾きたいと強く思える作品」
に出逢えたら
それがベストですね。
終演したあとに、
「演奏も選曲も良かった」
と思えるか、そして、思ってもらえるかどうかが大切。
基本的には弾きたい作品を弾けばいいのですが、
「自分の実力よりもあまりにもレベルが高い地味な作品」
を選んでしまうと、発表会の選曲としては
最適とは言えないかも知れません。
例えば、中級に入った段階の学習者に人気のある地味な上級作品としては、
シューベルト「後期のピアノソナタ」
ブラームス「後期のピアノ曲」
ショパン「ポロネーズ 第7番 幻想 Op.61 変イ長調」
などがあります。
もちろんこれらは
きちんと表現できれば素晴らしい作品群ですが…。
ピアソラやグラナドスなどのお国柄が出る作品は
聴衆の反応は良いケースが多いように感じます。
これらのようなレパートリーが少ない方は
チャレンジしてみるのもアリでしょう。
ちなみに、
ポピュラー作品を選曲する場合は、
「自分の実力であれば、きちんと音楽的に弾けるレベルのもの」
を選ぶのが間違いありません。
ポピュラー作品は
聴衆みんなが知っていますし、
きちんと仕上げた段階で披露したほうが印象がいい。
それに、
クラシック作品の場合はどうしても
難しい作品へひたすら向かっていく学習者が多いようですが、
ポピュラー作品って
クラシック作品よりも
難関への挑戦的に取り上げる方は少なく、
かなり弾ける学習者でも
楽しめるシンプルなポピュラーピアノソロ
を弾いていることは多くあります。
したがって、
内容の難しさよりも
良い音楽を届けることへ視点を向けて選曲しても
何の問題も違和感もありません。
◉ 発表会映えしてやりたいとも思える作品を見つける
◉ 自分の実力とかけ離れている “地味” な作品は、時期尚早かも
◉ お国柄がでる作品も狙い目
◉ ポピュラー作品を選ぶのであれば、原則、やっとこ弾けるような楽譜は使わない
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