【ピアノ】難所をそのまま抜き出して練習しない

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とにかく、
難所をそのままのカタチで抜き出して
そのまま練習するのだけは避けましょう。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

取り組んでいる作品に

いわゆる「難所」は出てくるかもしれません。

 

そういった部分の練習において重要なのは

「難所の前後少しも巻き込んでさらう」

ということ。

そうすることで

難所と前後も含めて

つながりを練習することができます。

 

どうして、

こういったつながりを大切にするべきなのかというと、

純粋に「音楽が流れるようにするため」という理由もありますが

「難所が弾けない理由は、その直前がうまくいっていないことによる」

この可能性が充分に高いからです。

 

こういった傾向は

必ずしも難所に限ったことではありません。

作曲にも演奏にも言えますが、 

ある場所がうまくいかないときには

その直前の部分で 

すでにうまくいっていない可能性が高い。

 

「ピアノピース2週間マスター(全音楽譜出版社)」

という楽譜シリーズがありますが、

その教則本では

「1-8小節までを練習する場合、9小節目の頭まで弾く」

という方法がとられています。

これは「直前における失敗」ではなく

「音楽のつながり」を重視しているのでしょう。

 

さまざまな利点を考えると

前後両方とも巻き込んでさらうのが

いちばんおすすめです。

とにかく、難所をそのまま抜き出して練習するのだけは避けましょう。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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