はじめに
「PDCAサイクル」については
数多くの書籍などで話題にされています。
「究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム」
という書籍では、
「対策(Plan)を立てて、練習(Do)して、
録音してチェック(Check)、
さらに対策(Action)、また練習!」
(引用終わり)
という内容で
PDCAサイクルについて書かれています。
数多くの学習者を見てきた経験上、
ピアノ練習において、
比較的多くの方が
「Do」だけになってしまっている傾向があります。
PDCAのうち、
Dしかない状態で練習していることになります。
もし該当する方がいらっしゃったら、
以下の内容を実行してみてください。
対策(Plan)を立てる
その日の練習で何を改善したいのか、
どんな点に焦点を当てて、
どんな練習をするのか。
こういったことを「音を出し始める前に」考えてみましょう。
練習の効率を上げるために重要なことは、
これに限ります。
練習(Do)する
実際に音を出して練習する際にも、
「Plan」で立てた対策を踏まえながら
丁寧にさらっていきましょう。
また、
ずっとDoばかりをやっていないで、
少し新鮮味がなくなってきたら
チェック(Check)に進むようにしましょう。
そうすることで、
モチベーションを保ちながらPDCAを回すことができます。
録音してチェック(Check)する
この過程、絶対に欠かせません。
「録音→チェック」を徹底することで、
「自分で思っている状態」と「実際の演奏の状態」
とのギャップを埋めていきます。
そして何よりも、
PDの部分、つまり、
「対策(Plan)を立てて、練習(Do)した内容」が
上手く行っているかを確認することが重要です。
この過程については、
という記事を書いていますので、
あわせて参考にしてください。
さらに対策(Action)、また練習する
録音してチェック(Check)した内容を踏まえて
さらなる対策を練ります。
「録音を聴いても上手く弾けてるからOK」
で済ませずに、
自分自身にどれだけ厳しくできるかが
この過程でのポイントです。
(本当に完成された演奏でしたら「よし」としてもいいのですが…)
PDCAサイクルは何回か回そう
さて、ここまででPDCAサイクルが一周しました。
これが理想的です。
特に長めに練習時間をとる学習者は、
1回のサイクルだけでなく
「サイクルを回しながら反省し、仕上げていく」
という方法をとったほうが
当然ながら練習(Do)の効率が上がります。
PDCAサイクルを意識して練習する事で、
たとえ、
練習(Do)の時間自体は短くなっても
上達度は全く変わってくる事を実感できるはずです。
常に目的意識を持って、練習していきましょう。
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