筆者自身、今まで山のような音楽関連書籍を読んできました。
本棚に残しているものは数冊のみで、
その中でも本当に出会って良かったと思えるものは
ほんの数冊のみです。
それらをよく眺めてみると
特徴が見えてきました。
筆者の場合、大きくは次の2パターンです。
◉「音楽知識」と「勇気」を与えてくれる書籍
圧倒的に有益な、分野特化型専門書
この項目に関しては、
内容自体は堅いものです。
しかし、圧倒的に有益な、分野特化型専門書。
筆者にとってのそんな一冊は、
「楽式論 石桁真礼生 著(音楽之友社)」です。
ピアノ演奏に活かせる!参考書「楽式論(音楽之友社)」レビュー
こういったタイプの専門書は、
「いますぐ使える小技」
というよりは、
「音楽を根本から理解し、総合的な力をつけるためのバイブル」
といったところでしょう。
筆者の本棚から離れることは一生ないと断言できる一冊です。
「音楽知識」と「勇気」を与えてくれる書籍
こういったタイプの書籍を見つけて欲しい、
というのが
本記事を書いたいちばんの目的です。
どんな音楽書籍でも
一定水準以上のものであれば
それなりの「音楽知識」は与えてくれるはずです。
しかし、
中にはそれだけでなく
「勇気」も与えてくれる名著があるのです。
「どんな内容が勇気を与えてくれるのか」
というのは、
学習者によって異なると思いますが、
筆者の場合は、
「ストイックさ」や「スパルタ的な内容」
をもって解説してくれる書籍から
勇気をもらうことが大多数です。
筆者にとってのそんな一冊は、
「斎藤秀雄 講義録(白水社)」です。
【ピアノ】レッスンからまなべること、まなべないこと
非常に厳しい指導をしたことで知られている
故 斎藤秀雄氏のよる講義録。
音楽的な内容の充実度はもちろん、
この書籍を読むと
背筋がピンと伸び、勇気をもらえます。
自分の音楽がふらついたら
必ずこの書籍に戻ってくるようにしています。
あなたにも、
そんなホームポジションになるような一冊、
「音楽知識」と「勇気」の両方を与えてくれる一冊を
見つけて欲しいと思います。
あなたが音楽の方向性に迷ったとき、
落ち込んで勇気をもらいたいとき、
その一冊がきっと
「こっちへ戻ってこい」
と道を正してくれるはずです。
【ピアノ】時間はかかるけれど力になるのは「積み上げ式」
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