ショパン「ポロネーズ第3番 イ長調 作品40-1」ワンポイントレッスン
「鎖のつなぎ目」とでも言えるような、
「フレーズ終わり」であり「フレーズ始まり」でもある音は
あらゆる作品で数多くでてきます。
16小節1拍目表は、これに該当。
譜例(PD作品、Finaleで作成、15-16小節)
ここで注意しないといけないのは、
楽曲分析の場合は
「どちらとも解釈できます」
という分析でいいのですが、
演奏の場合は
どちらにするか決めなくてはいけないということ。
ここでは、
フレーズの終わりの音として
飛び出ないようにフレーズをおさめるやり方
をしている演奏が多い印象です。
16小節目は全体的に音楽が縦割りになりがちなので、
手の運用として跳ねないようにし、
横に長いフレーズを意識して
演奏していきましょう。
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