ときには、本番のステージ上で
ちょっとした演奏トラブルが起きてしまうこともあるかもしれません。
そんなときに
特に初心者の方に気をつけてもらいたいのが、
「苦笑いをしないようにする」
ということ。
トラブルが起きたことは
聴衆がわかってもいいんです。
そんなことはどうでもよくて、
あなたがそこで
「間違えました」
と認めてしまい舌を出すのは
やめたほうが得策。
苦笑いをするのは舌を出すのと同じで
その瞬間に
聴衆の立場が上になってしまいます。
演奏者は聴衆に感謝しつつも
ステージ上ではキングでいてください。
ちなみに、
著名なピアニストでも
しょっちゅう演奏中にトラブっていますが、
みんな、ほんとうに知らん顔して先へいくんですよ。
少なくとも表情だけは
あたかもそういう曲であるかのように装っています。
これは初心者でもできますから、実行してください。
そうすれば、
たとえテクニックはそのままでも
少しステージが上がります。
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