【ピアノ】とっつきにくい作品へのとっつき方

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本記事では、
「とっつきにくい作品へ近づく方法」
を解説しています。
日常生活の中で実践できる方法です。

 

とっつきにくい作品の分類は

人によって異なるはずですが、

多くの場合は

「覚えにくい作品、分かりにくい作品」

とも言い換えられるでしょう。

 

例えば、

ドビュッシー「前奏曲集 第1巻」

の中で人気の作品ベスト3となると、

「亜麻色の髪の乙女」「沈める寺」「ミンストレル」

あたりになると思いますが、

これらは

聴きやすさ分かりやすさランキングをつくっても

ベスト3に入る作品です。

つまり、

「分かりにくさ」を何とかしなければ仲良くはなれないのです。

もちろん、

曲そのものを分かりやすく変えることはできないので、

自分から楽曲側へ近寄っていく必要があります。

 

ポイントは

「真正面からぶつかりにいかない」

ということです。

少しずつ距離を詰めていくべき。

 

具体的には、以下の方法がオススメです。

「YouTubeのループ再生機能を使って、家事の間などに聴き流す」

 

YouTubeで

「ピアニストが演奏している ”公式の” 音源」

をみつけてください。

余程マイナーな作品でない限り

あっという間に見つかるはずです。

それをYouTubeのループ再生機能を使って聴き流します。

真剣に聴く必要はありません。

家事の時間などにBGMとして浴びるようにします。

 

これを数日継続すると、どうなると思いますか?

たとえ分かりにくい楽曲でも、

記憶に残る部分がでてくるのです。

「この後、あの激しい部分が来るぞ」
「ここからはすごく高い音がでてくるはず」

などと、

歌えるまではいかなくても

自分の頭と音楽が結びつきます。

 

こうなればしめたもの。

もうじゅうぶんに

「知っている楽曲」に認定です。

 

あとは、

楽譜をながめるなり、

実際に弾いてみるなり、

このまま聴く専門でいくなり、

自由に付き合っていけばいいのです。

 

「知っている」って大きいんです。

「よく知らない、分かりにくい作品」

これを

「分かりにくいけど、何となく分かってきた作品」

ここまで持っていく。

そうすると、

同じ「分かりにくい曲」へも愛着がでてきます。

演奏会で聴いても飽きません。

 

とっつきにくい作品って「スルメ」なので

ある程度まで近寄ったら

ジワジワ長く付き合っていけば

ジワジワ良さが分かってきます。

 

「一生懸命聴こうとしないで、何度も何度もループで聴き流す」

とっつきにくい作品へのとっつき方でした。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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