【ピアノ】出したい音を追求していると、テクニックが上がる

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イメージしている音と、実際に出ている音との差。
この理想と現実とのギャップを埋まってくると
同時にテクニックも上がってきます。

 

よく、

「音を出す前に、出したい音をイメージして」

というのを耳にしませんか。

非常に重要な考え方です。

 

慣れないうちは

出したい音をイメージして打鍵しても

まったく異なるような音が出てしまうはず。

理想と現実とのギャップが多い状態ですね。

いかにこのギャップを埋めていけるかというのを

日々の学習課題のひとつにしましょう。

 

埋める方法は

とにかく、常に意識するしかありません。

イメージした音が出なかったときに

◉ 打鍵の角度が良くなかったのか
◉ 打鍵の速度が良くなかったのか
◉ ソフトペダルを踏んでいたのが良くなかったのか

などと、原因を考えながら再度打鍵して探っていく。

この繰り返しの中で

少しづつギャップが埋まっていきます。

その積み重ねで

イメージした音に近しい音を

一発で、もしくは、早い段階から出せるようになります。

 

とうぜんですが、

音を出す前にきちんと欲しい音のイメージをもっていないと

何も始まりません。

それがないと、どんな音が出てしまっても

ピッチとリズムさえ合っていればOKということに

なってしまいますから。

 

たった1音から始めていき、

もっと長い単位での想像も必要です。

レガートで弾きたいのであれば

どんな感じのレガートなのかを

イメージしなければいけないんです。

イメージなしで偶然うまくいったとしても

それには再現性がありません。

 

勘の良い方はもう気が付いていると思いますが、

ギャップが埋まってくると

同時にテクニックも上がってくるんです。

 

ほんらいテクニックというのは

このように表現したいものがあったうえで

それを追求しているうちに

勝手に身についていくもの。

外からアプローチするトレーニングもムダではありませんが、

ほんらいそれらは

サポート的な役割に過ぎません。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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