【ピアノ】アルペッジョ演奏の基礎

本記事では、「アルペッジョ演奏の基礎」について解説しています。
大きく「2つの視点」からアプローチしています。
「アルペッジョが書いてあるから何となく演奏する」という段階から
もう一歩先を目指しましょう。

「柔らかい音を得るために」書かれたアルペッジョ

確認ですが、

アルペッジョは次のような波線の記号です。

「アルペジオ」と混同しないように念のため。

(Finaleで作成)

以前に次のようなツイートをしました。

例えば、和音で一斉に「カツン!」と入ると、

打鍵に気をつけていても音色が硬くなってしまうことがあります。

そこで、

たとえフォルテでも

「柔らかい音を得るために」

という意図でアルペッジョが書かれる可能性も出てきます。

 

「手が届かなそうだから」という理由で書かれているアルペッジョは、

教育用の作品などを除くと少数です。

 

重要なのは、

アルペッジョを見つけたときに毎回、

「このアルペッジョはなぜ書かれているんだろう?」

という疑問を持つということです。

「アルペッジョが書いてあるから何となく演奏する」

というだけでは理解できないことも多いのです。

「上の音を出すために」アルペッジョにするテクニック

前項とは逆に、

「アルペッジョが書かれていない10度や11度」

をあえてアルペッジョにするのはアリです。

というのも、

「アルペッジョにした方が、上の音(右手の場合は小指で弾く音、左手の場合は親指で弾く音)を明確に出しやすいから」

です。

上の音には重要なラインがくることも多いので、

手を広げることに精一杯でそれがうもれてしまうくらいなら、

あえてアルペッジョにしてしまう。

これはプロでもよくおこなうテクニックです。

 

先ほど、

「作曲家は音を柔らかくするためにアルペッジョを書くことがある」

とご紹介しましたが、

「音を硬くするためにアルペッジョを書かない、なんてことはまずない」

というのは言うまでもありませんね。


 

最後にワンポイントアドヴァイス。

「アルペッジョを入れる速さ」

というのは印象に大きく影響します。

前後関係にも左右される奏法なので、

「楽曲ごと」に解釈していかないといけないんです。

いずれにしても、

どんなテンポでも同じ速さで入れてしまうのは不自然

ということはふまえておきましょう。

 

アルペッジョの演奏法に関して学びたい方には、

「若いピアニストへの手紙(音楽之友社)」という書籍が有益です。

以前にレビュー記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

独学に最適!ピアノ練習参考書「若いピアニストへの手紙」のレビュー 

 

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