記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
一部の音大では
選択科目で「ピアノの教え方」に関するクラスもあります。
例えば、次のようなことをやります。
学生同士でペアをつくり
生徒役と指導者役に分かれます。
そして、
その2人が模擬レッスンをしている様子をみて
授業の担当教員による指導が入ったり
見ている他の授業履修者に意見を言ってもらったりします。
これを、さまざまなペアで回していきます。
ただ単に改善すべきところを探すのではなく、
良い点を評価したり、
「どうしてそこはそのようにしようと思ったのですか?」
などと素朴な疑問を投げかけてもOK。
これが、
特に指導者役にとって
想像以上に勉強になるのです。
普段一人で弾いていても気付きにくいことを
客観的な視点から把握できます。
自分の練習へ活かせることにたくさん気付ける。
また、
指摘したいけど言葉にできない部分が浮き彫りとなったり、
生徒役からの質問に答えられなくて汗かいたり、
といったような
自分にとって足りていない部分にも気づける。
それに、
言ってもなかなか改善してもらえなかったりして
ある程度弾けるようになってきた学習者が
プライドを持っていることもわかります。
主には「教え方のクラス」でとられているこの方法、
レベルアップのための学習方法としても
取り入れてみるべき。
教えあうのですから、
まずは「力が同じくらいの友人」とやってみましょう。
お互いの力があまりにも離れていると、
無意識に一方が他方の意見を軽視してしまう可能性が
高くなるからです。
音大生は
授業の外の日常でも
この学習方法を頻繁に取り入れています。
ときどき、
希望していないのに偉そうに口を出されて
マウンティングのようになり
それがストレスとなるケースもあるようですが…
ただ、私達の日常では
「練習室で練習していたら、いきなり友人が入ってくる」
なんてことはありませんし、
お互いが了解しあった上で
この学習方法を取り入れられるわけです。
是非、積極的に活用してみましょう。
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