【ピアノ】自分がやっている楽器に詳しくなってトガろう

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趣味で楽器を練習したり創作したりする場合でも
せっかくであれば
自分がやっている分野に詳しくなって
トガッてほしいと思います。

 

このWebメディアでは

「ピアノの構造」や「ピアノ音楽史」など

直接は、演奏や創作に関係 “なさそう” なことにも

たくさん触れてきました。

 

では、

実践に活かせなさそうな知識的なことまで

なぜ「せっかくなら」と言わんばかりに

紹介しているのかというと、

これを今読んでいるあなたが

ピアノという楽器を選んだからです。

選んだこの分野にまつわるあらゆることに

トガッてほしいからです。

 

極端な例を挙げます。

 

「赤門」と言われる門がある、文京区にある名門大学に

毎年合格者を出す高校は

各都道府県にいくつもあります。

しかし、とうぜんながら

それらの高校にいる教員の全員がその大学の出身

というわけではありません。

にもかかわらず

そこを志願する高校生を指導して

何名も合格させていきます。

 

どうしてこんなことができるのかと言えば

答えはシンプルで、

各教員が、少なくとも自分の専門分野についてだけは

とにかくトガッているからです。

必ずしもありとあらゆる教科に精通していなくても

物理なら物理のみ、世界史なら世界史のみ、現代文なら現代文のみ、

自分の専門分野にとがっていれば

そういった人材が集まって

学校全体であらゆる教科を

高いレベルで指導することができます。

 

このようなことは、受験以外にも当てはまります。

筆者が指導で行っている音楽学校には

作曲の講師だけでも相当数いますが、

作曲の中における専門分野がみんなズレているんですよ。

学校の中での指導方針は同じ方向を向いていても

それぞれの専門分野は

みんなまったく違う方向を向いている。

だからこそ、

ひとつの組織の中で

それぞれの役割が生まれるわけです。

 

2つの極端な例を挙げましたが、

趣味で楽器を練習したり創作したりする場合でも

せっかくであれば

自分がやっている分野に詳しくなってトガッてほしい、

というのが、本記事で言いたいことです。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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