以前から書いている通り、
「和声分析」自体は
それほど意味のあるものではないと思っています。
しかし、
楽曲分析は「和声分析」以外にも沢山項目がありますね。
まずは簡単な内容であれ楽曲分析ができるようになると
演奏に大いに活かすことができるでしょう。
具体的なやり方などは
別記事に書いていますので
今回はもう少し読み物的にご覧に入れます。
「7つの習慣」という有名な書籍がありますよね。
あの本のすごいところって、
端的にいうと
「根本を変えることで、すべて直す」
ということを訴えているところ。
例えば、
自己啓発本でテクニック的なことをいくつも学んでも
それは「目立つ部分」を個々に対処しているだけ。
しかし、
大元の部分を改善すれば
今まで気にしていた個々のことは勝手に全部直るんです。
◉ 完訳 7つの習慣 人格主義の回復
ピアノ演奏でも似たようなことが起きます。
例えば、
「ここで弱めないで」
などと、
まるで暗記したものを出されたかのように
雰囲気だけで言われていたことを直しても
楽曲が変わると対応できなくなります。
しかし、
楽曲分析をすることで
「音楽はここに向かっているから、ここまでは弱めないほうがいいだろうな」
などと、
個々に対処していたことはまとめて直ります。
あとは技術が追いつくかどうかだけです。
もちろん、
ここまで演奏に反映できるようになるまでには
楽曲分析の力がかなり上がって来なければいけません。
ですが、
今から少しづつでも
楽曲分析できる力をあげていくことが
今後のピアノライフにとって有益になることは
間違いないでしょう。
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