以前から書いている通り、
「和声分析」自体は
それほど意味のあるものではないと思っています。
しかし、
楽曲分析は「和声分析」以外にも沢山項目があります。
まずは簡単な内容であれ楽曲分析ができるようになると
演奏に大いに活かすことができます。
具体的なやり方などは
別記事に書いていますので
今回はもう少し読み物的にご覧に入れます。
「7つの習慣」という有名な書籍がありますよね。
あの本のすごいところって、
端的にいうと
ということを訴えているところです。
例えば、
自己啓発本でテクニック的なことをいくつも学んでも
それは「目立つ部分」を個々に対処しているだけです。
しかし、
大元の部分を改善すれば
今まで気にしていた個々のことは勝手に全部直るのです。
◉完訳 7つの習慣 人格主義の回復
ピアノ演奏でも似たようなことが起きます。
例えば、
「ここで遅くしないで」
「ここで弱めないで」
などと、
まるで暗記したものを出されたかのように
雰囲気だけで言われていたことを直しても
楽曲が変わると対応できなくなります。
しかし、
楽曲分析をすることで
「音楽はここに向かっているから、ここまでは弱めないほうがいいだろうな」
などと、
個々に対処していたことはまとめて直ります。
あとは技術が追いつくかどうかだけです。
もちろん、
ここまで演奏に反映できるようになるまでには
楽曲分析の力がかなり上がって来なければいけません。
ですが、
今から少しづつでも
楽曲分析できる力をあげていくことが
あなたのピアノライフにとって有益になることは
間違い無いでしょう。
「やさしい楽曲分析」として、
クレメンティの「ソナチネ Op.36-1」を題材としたソナタ形式の解説を
「Amazon kindle」で出版しています。
「ソナチネ Op.36-1」を理解するためというよりは、
「ソナタ形式」をやさしくまなぶための書籍です。
ぜひ読んでみてください。
◉大人のための欲張りピアノ 【対話形式でまなぶ】誰でもわかるソナタ形式
Amazon著者ページ
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kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
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