具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第17番 テンペスト ニ短調 op.31-2 第3楽章」
譜例(PD作品、Finaleで作成、35-38小節目)
このような右手の音型では、
これがポイントです。
(強拍の位置がズレている楽曲では、
それぞれ別に考え直す必要があります。)
親指に重心をおくことで以下のような利点があります。
「小指で弾く音が軽めの音になるので音楽的」
くれぐれも
全ての音をゴリゴリと鳴らそうと思ってはいけません。
それでは演奏しにくいですし、
何より、
音型の中には
「聴かせるべき音」と
「隠してもいい音」が存在し、
それらを弾き分けていくことで
音楽が立体的なものになっていくからです。
初心者の方でも、
「メロディを聴かせて、伴奏は静かに」
というように
「聴かせるべき音」
「隠してもいい音」
を弾き分けることはしていますよね。
中級者以上の方は、
それを、
本記事の例のように
「音型単位」でも考えていきましょう。
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