【ピアノ】つぶやくような伴奏型を音楽的に

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本記事では、
楽曲のレベル問わず頻出の伴奏型を取り上げて
音楽的な演奏方法を解説しています。

 

譜例を見てください。

今回学習する音型です。

このような「つぶやくような伴奏型」を

一度は目にしたことがあるはずです。

 

■つぶやくような伴奏型を音楽的に

音楽的な面での注意点

 

音楽的な面での注意点は2つ。

① 2つ並んだ4分音符の「後ろの音」が大きくなってしまわないこと
② 特にノンペダルの場合は、余韻を残すように丁寧にリリースすること

 

① 2つ並んだ4分音符の「後ろの音」が大きくなってしまわないこと

 

これに関しては、言うまでもありませんね。

4分音符の「後ろの音」は次が休符になっています。

つまり、この2つの4分音符を小さなフレーズと捉えた場合、

「フレーズ終わりの音」ということ。

「フレーズ終わりの音は大きくならずにおさめる」

これが音楽的な表現の基本です。

 

② 特にノンペダルの場合は、余韻を残すように丁寧にリリースすること

 

これもとても重要。

「離鍵(リリース)」をていねいにおこなうことによって、

音の余韻が美しく消えていくだけでなく

それにより「直後の休符」も印象的に演出できます。

「余韻の消え方」と「直後の休符の表現」は

密接に結びついています。

 

テクニック面での注意点

 

テクニック面での注意点としては、

「鍵盤に指をつけておいた状態から置いていく」

これが、譜例のような音型を演奏するときの

鉄板的テクニックです。

こうすることで

音色が散らばるのを防げて

柔らかい音で演奏することができます。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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