楽曲を合格にするタイミングって、
ピアノ教室に通っていれば先生が判断してくれますが
独学の場合は迷うはずです。
「まだまだだけどもう次の曲へ行きたい、マル」
「今の状態で次の曲へ進んで大丈夫なのかな」
などと色々なことが頭に浮かんできますよね。
正直、唯一の答えはありません。
ただし、
「大きな苦痛を感じたら、迷わず次へ進んでしまう」
これだけは徹底するべきだと考えています。
独学の場合は特に
良くも悪くも「モチベーションの維持ができるかどうか」で多くが決まってしまいます。
大きな苦痛を感じているにも関わらず
完璧に仕上げることにとらわれて
気持ちをダウンさせてしまうのだけは避けなければいけません。
その他、
例えば以下のような合格基準を持つのはいかがでしょうか。
◉「ツェルニーなどの ”レパートリーにするわけではないけれどもテクニック強化のために練習している作品” は自分の中で80点近く出せたらマルとする」
また、
「練習曲(エチュード)」としての楽曲の合格基準は
「テンポを上げることができたかどうか」
これを重視すべき。
エチュードというのは、
ゆっくり弾くだけでは難しくないけれど、
テンポを上げると難しくなるように作られている楽曲も多いからです。
「譜読みの負担を上げずに、練習効果はしっかりと上げられるように」
という作曲意図です。
仕上がり度は自身の耳で判断していかなければいけないわけですから、
「ICレコーダーを使って録音する」
などの練習を取り入れて客観的に演奏を聴いてみることも大切です。
という記事を書いていますので、
あわせてご覧ください。
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