(譜例)
これを「左手のみ」で演奏するとします。
右手で手伝えるのであれば比較的容易ですが
実際の楽曲では
右手が空いていない場合のほうが多くあります。
ある程度高度な楽曲になってくると
よく出てきますよね。
プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品1」の冒頭など。
こういったオクターブ連続パッセージの
難易度を下げる方法としては、
「カッコ付きアクセントで示したように、各拍頭に重みを入れること」
これが有力です。
実際にアクセントは書かれていなくても
このような重みを入れることで
各拍が安定しテクニック的に難易度が下がります。
もちろん、
アクセントをやりすぎると音楽そのものが変わってしまうので、
少し重みを入れる程度にしましょう。
全体をガンガンガンガンガンと弾いてしまうと
ただの「音のカタマリ」になってしまいます。
したがって、
難易度の問題だけでなく
(やりすぎなければ)音楽的にも有効な方法と言えます。
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