【ピアノ】レパートリー、偏っていませんか?

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本記事では、
「レパートリーの見直し」
について提案しています。

 

普段、力を入れて「メイン」で練習している楽曲が

将来のレパートリーを形成します。

結局のところ、

深く取り組んだ楽曲しか

人前で演奏できるレパートリーとしては残らないからです。

 

レパートリーって、

気づくと似たような曲ばかりになっていませんか。

例えば、ショパンの「バラード」「舟歌」「幻想曲」などは

雰囲気や物語は異なりますが

似たような楽曲と言っても良いでしょう。

根本的な作曲の発想自体は似ているからです。

「発想が違う」というのは、

例えば

◉ 特定の民族性の要素が入ったもの「バルトークの一部の作品など」
◉ 他ジャンルの要素が入っているもの「カプースチンの一部の作品など」
◉ 無調作品

などといったことです。

ここでは

「バルトーク、カプースチン、無調作品に取り組んでください」

などと言いたいわけではありません。

「自分の今までのレパートリーから遠い距離にある音楽に触れて欲しい」

ということ。

 

レパートリーが偏ることで、

一応そこから自分の好きな音楽の傾向を知ることはできます。

一方、

自分から遠い場所にある音楽に触れたときこそ

経験が豊かになって力が伸びるのは

筆者自身、自らの経験を経て実感しています。

 

また、世界には色々な音楽人がいます。

上のステージに行けば行くほど

色々な人物と話す機会が出てきます。

たとえ趣味でピアノを弾いている方にとっても

例外ではありません。

そんな時に、

ショパンやリストの話しかできないのは困ります。

広く浅く取り組んで欲しいわけではありませんが、

「力を入れて “メイン” で練習している楽曲に新たな風を取り入れる」

ということは意識してみましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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