記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
(譜例、Finaleで作成)
テクニカルな作品では
このような
「両手で交互にオクターヴ(や和音)を弾く奏法」
が散見されます。
しかも、急速なパッセージとして。
演奏ポイントはいくつかあります。
まずは、
◉ 左右の手で音量差をつくらないように気をつける
◉ テンポが変わってしまいがちなので気をつける
この3点が重要です。
(再掲)
それから、もうひとつ意識すべきなのが
「親指で弾く音同士のバランス」について。
特に、
この譜例のように
両手の音域が近い場合は
親指の音同士でラインを作っていますから、
そのラインをよく聴きながらバランスをとっていく必要があります。
打鍵をする際に
手の重心が親指にあるイメージを持つと
テクニックが安定します。
もちろん「ゆっくり練習(拡大練習)」が必要。
弾いてみると分かると思いますが、
このような「両手分担によるオクターヴの連続」って
意外とすんなり弾けるんです。
演奏注意点は上記のようにたくさんありますが、
分担しているので
片手がやっていること自体は
それほどたいへんな内容ではありません。
だからこそ、
バランスもとれていないのに
気持ちよくスピードを上げて弾いてしまいがち。
まずは、ていねいな練習を心がけましょう。
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