【ピアノ】両手で交互にオクターヴを弾く奏法の演奏ポイント

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ある程度高度な楽曲になってくると頻出する、
両手分担によるオクターヴの連続奏法。
本記事では、演奏ポイントを4点解説します。

 

(譜例、Finaleで作成)

テクニカルな作品では

このような

「両手で交互にオクターヴ(や和音)を弾く奏法」

が散見されます。

しかも、急速なパッセージとして。

 

演奏ポイントはいくつかあります。

まずは、

◉ リズムが寄ってしまわないように気をつける
◉ 左右の手で音量差をつくらないように気をつける
◉ テンポが変わってしまいがちなので気をつける

この3点が重要です。

 

(再掲)

それから、もうひとつ意識すべきなのが

「親指で弾く音同士のバランス」について。

特に、

この譜例のように

両手の音域が近い場合は

親指の音同士でラインを作っていますから、

そのラインをよく聴きながらバランスをとっていく必要があります。

打鍵をする際に

手の重心が親指にあるイメージを持つと

テクニックが安定します。

 

もちろん「ゆっくり練習(拡大練習)」が必要。

弾いてみると分かると思いますが、

このような「両手分担によるオクターヴの連続」って

意外とすんなり弾けるんです。

演奏注意点は上記のようにたくさんありますが、

分担しているので

片手がやっていること自体は

それほどたいへんな内容ではありません。

だからこそ、

バランスもとれていないのに

気持ちよくスピードを上げて弾いてしまいがち。

まずは、ていねいな練習を心がけましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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