ベートーヴェン「ピアノソナタ第10番 ト長調 作品14-2 第3楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、201-202小節の右手)
こういった段になっているパッセージでは、
すべての音を強く弾いてしまうと
うるさい印象になってしまいます。
丸印をつけた音に軸を持って「裏の音」は軽く演奏していくと、
全体としてはまとまって聴こえます。
また、丸印をつけた音が
左手の音と「ハモリ」になっていますので、
左手の方がやや控えめに聴こえるようにバランスをつくるといいでしょう。
ピアノのように
一度に多声を表現するのが得意な楽器だからこそ、
各声部同士のバランスをとることが必要不可欠。
「バランスをとる」ということは「優先順位を決める」ということです。
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