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譜例はFinaleで作成したものです。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第30番 ホ長調 作品109 第1楽章」ワンポイントレッスン!
譜例(Finaleで作成、12小節目)
多くの学習者がおちいりがちなのが、
「拍を整理できていない状態で音源で聴いたままになんとなく弾いてしまうこと」
この点です。
12小節目は「拍の感覚がいい加減にならないこと」が重要。
最終的に多少自由に演奏しても構いませんが、
まずは譜例のように、
「各拍のどの位置にどの音価が入ってくるか」
こういったことを丁寧に整理しておくべきです。
それをしておかないと、楽曲の骨格が歪められてしまいます。
3拍目表にはcresc.が書いてあり、3拍目裏ではpにします。
そこで問題になるのが、水色ラインで示したcresc.の最後の部分。
こういった箇所はいい加減になりがちですので、
しっかりと耳で聴いて焦らずに3拍目裏に入りましょう。
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ベートーヴェン「ピアノソナタ第30番 第1楽章」を更に学びたい方へ
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