【ピアノ】「脱力」まずはこれだけチェックしよう

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本記事では、
脱力ができているかどうかについて
比較的容易にチェックできる3点をピックアップして
ご紹介しています。
まずはこれらのポイントをチェックすることから始めましょう。

 

肩が上がっていないか

 

これは非常に多くみられるクセの一つです。

肩が上がってしまっているときは、

身体が緊張している状態です。

このまま演奏すると

出てくる音質も非常に硬い音になってしまう上、

身体への負担も大きいので

改善を要します。

 

対策としては、

(自宅での練習の場合は)弾き始める前に、

「一度わざと両肩をあげてから、力を抜いてストンと肩を落とす」

これをやってから弾き始める習慣をつけましょう。

そして、

弾いている最中に

また肩が上がってきてしまうはずですので、

楽譜の数カ所に目立つカラーのフセンを貼るなどして、その箇所にきたら肩が上がっていないかチェック

という方法もオススメ。

 

フセンでもタイマーでも何でもいいのですが、

とにかく

「定期的に肩の位置のことを思い出す」

ということが重要です。

 

「長い音価のフォルテの音」には注意

 

「長い音価のフォルテの音」というのは、

指では打鍵したままであっても

打鍵した直後に力を抜くのが基本です。

こうすることで、

音に動きがつくだけでなく

手への負担も軽減させることができます。

 

「脱力、脱力」とは言っても、

脱力だけでは何もできません。

必要な時には一瞬力を使ってもOK。

一方、

「それを入れっぱなしにしておくのは避けるべき」

ということをこの項目でお伝えしたいのです。

 

親指の角度によっては硬直につながってしまう

 

この内容については先日に記事にしましたので、

以下よりご覧ください。

【ピアノ】修正すべき、指のフォームの実例

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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