具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
シューベルト「ピアノソナタ第7番 変ホ長調 D 568 第4楽章」
譜例1(PD楽曲、Finaleで作成、14小節目)
プラルトリラーが出てきますが、
こういった、流れの中で入ってくる装飾というのは
演奏にどこか一種の苦労が伴います。
しかし、
急に強くなったり
そこで音楽が停滞したりしないように
注意しないといけません。
装飾だけ浮いてしまうのは
ほんとうにあるある。
とってつけたように聴こえさせず軽く入れるのが
装飾の基本なので
とにかく、頑張るのをやめましょう。
そう思っていたほうが
変な力が入らず、むしろ音も欠けずに弾けるものです。
あわせて、
指の動きを最小限にして打鍵するように
注意してみてください。
厄介なのは、
流れの中で浮いてしまっていても
自分では気が付きにくいところ。
意識をもつだけでずいぶんと改善されるでしょう。
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