【ピアノ】トリルで大きな音を出す方法

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トリルで相当大きな音量が必要なときには
運指の工夫が必要です。

 

楽曲によっては

トリルを弾くときに

できる限り大きな音を出したい場合もありますね。

 

トリルの音量アップを狙うために

ダンパーペダルを用いるのは有効ですが、

表現的に使いたくないケースもあります。

必ずしもペダルを使わなくても

運指の工夫によって大きな音量は実現できますし、

ペダリングと組み合わせるのもアリ。

 

運指の工夫はシンプルなもの。

「親指も交えて、指を変更しながら弾く」

このようにすると

音量が得られやすくなります。

具体的には、

「23 23 23…」「24 24 24…」などではなく、

「1323 1323…」「1312 1312…」などと弾く。

 

「1323 1323…」は3の指を軸にした運指で

「1312 1312…」は1の指を軸にした運指。

どちらもよく使われるものですが、

筆者としては

前者のほうが弾きやすく

より音量も出るように感じます。

 

両方を試してみて

必要なときに引っ張り出せるよう

引き出しへ入れておきましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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