取り組んでいる作品に
いわゆる「難所」は出てくるかもしれません。
そういった部分の練習において重要なのは
「難所の前後少しも巻き込んでさらう」
ということ。
そうすることで
難所と前後も含めて
つながりを練習することができます。
どうして、
こういったつながりを大切にするべきなのかというと、
純粋に「音楽が流れるようにするため」という理由もありますが
「難所が弾けない理由は、その直前がうまくいっていないことによる」
この可能性が充分に高いからです。
こういった傾向は
必ずしも難所に限ったことではありません。
作曲にも演奏にも言えますが、
ある場所がうまくいかないときには
その直前の部分で
すでにうまくいっていない可能性が高い。
「ピアノピース2週間マスター(全音楽譜出版社)」
という楽譜シリーズがありますが、
その教則本では
「1-8小節までを練習する場合、9小節目の頭まで弾く」
という方法がとられています。
これは「直前における失敗」ではなく
「音楽のつながり」を重視しているのでしょう。
さまざまな利点を考えると
前後両方とも巻き込んでさらうのが
いちばんおすすめです。
とにかく、難所をそのまま抜き出して練習するのだけは避けましょう。
✔︎ あわせて読みたい
【ピアノ】「ピアノピース2週間マスター」の練習法、オススメ
【ピアノ】「ピアノピース2週間マスター」の練習法、オススメ
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント